中国からのニュースが2日連続で為替相場を動かす
前日中国の中国社会アカデミーの経済学者は、インフレの大幅な進行と金融市場でのバブルが膨らみ来年の中国の国内総生産の伸びが16%まで達するかもしれないと試算した。もし中国当局が2009年のような経済活性化政策を続けていくと、経済が過熱しすぎると警告した。その後、中国人民銀行は中国元の銀行準備高を50ベーシックポイント引き上げることを検討していることを明らかにした。市場はこの決定を中国人民銀行が公定歩合を引き上げる前兆と捉えた。米国の第4四半期金融指標が好調であることへの期待は裏切られた。月曜に発表されたAlcoaの決算は予想より悪化した。現在の所、ドルの動きが公定歩合に対する期待から決定されるか、リスク資産への興味、つまり株式市場から決定されるか不透明な状況が続いている。
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