年末の落ち着いた取引は火曜日、消費者信用指数が発表された後ニューヨーク取引でドル急騰によって破られた。Conference Board消費者信用インデックスが予想を超えて52.9に上昇、11月は50.6であった。更にS&P/Case-Shiller住宅価格インデックスが、米国11月の住宅価格下落を10月よりも低く見積もった。これを背景にドルは生気を得て、低い流動性と薄商いが一定の役割を果たしたにも関わらずユーロ・英ポンドとカナダドルに対し最近の値下げ幅を戻した。米国短期国債の利回りが上昇したことから、ドル需要を生み出した。欧州統一通貨は、フランスの第3四半期の国内総生産の0.3%の上昇もドイツの年間比率で0.2%に達する消費価格インデックスの上昇も助けとならなかった。英ポンドはユーロに続き下落、英ポンドの下落は更に深刻であった。
ランキング会社Moody's Investors Serviceによるアブダビ銀行のランキング見直しは、英銀行が中近東の債権の大部分を保有しているため英ポンドの下落を早めた。ドル/円は火曜日92.00水準を超え、輸出業者の円売りから上昇スピードは落ちたが水曜日2ヶ月ぶりの92.25円の最高値をつけた。水曜日の市場関係者の興味を引くことになるのはグリニッジ時間で14:45に発表されるシカゴ購買マネージャー指数である。
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