2009/12/18

今日の市場動向

ドル下落するが、上昇傾向は残っている

ドルは金曜日の朝、急騰から一転してパキスタンの政変のニュースから対ドルで円が買われアジア取引で高い流動性を見せた。

統一欧州通貨はユーロ圏のマクロ経済指標からの支持が出て1.44ドル水準近くで取引されている。10月の対外貿易の黒字は輸出の増加と輸入の減少で急激に増加した。統計に拠ると、10月のユーロ圏の貿易黒字は88億ユーロで9月の9億ユーロから大幅増となった。9月の指標は下方修正され、以前の指標は37億ユーロであった。ドイツのビジネス指数は12月、17ヶ月ぶりに最高値に達し、世界経済の敬服が輸出と製造業の活性化をもたらしていることが伺われる。Ifo景況指数は94.7に11月の93.9から上昇。これは2008年7月からの最高値である。ZEW景況感指数は上昇、輸出の予想は安定している。

日銀は政策金利を0.1%のまま据え置くことを決定し、量的緩和については何も述べなかった。しかし会議後の記者会見で日銀はインフレに重大な関心を示しており、中銀が長い間CPIをマイナスに維持する可能性をも示唆した。これはこれからの量的緩和の可能性の最も強いシグナルになると見られている。


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