米ドルは主要通貨に対し下方トレンドを維持しながら取引されている。火曜日の豪準銀による公定歩合引き上げと株価上昇でのリスク資産への投資からドルには強い下落圧力がかかっている。その結果、ドルは豪・NZドルに対し年間最安値を更新した。米国通貨はリスク資産購入の際に決済通貨として使われており、下落圧力にさらされている。米国公定歩合が長い期間にわたって低いレベルに留まり、更に他の国が公定歩合引き上げを初めドル売り圧力が更に強まると言ううわさがある。
英ポンドは予想より弱い英工業生産統計が発表されたことからドル軟化をポンド高に結びつけられなかった。8月英製造業分野の生産高は英国経済は回復に向かおうとしているが深刻な問題があることを浮き彫りにした。指標は13のカテゴリー全部で弱い結果だったため月間で1.9%下落(1月からの最大値)年間で11.3%の縮小となった。同時に Nationwide Building Societyは英国の消費者は経済に対し信頼を置くようになり、失業に対し不安を持たなくなっている。消費者信頼指数は8月の65から71まで上昇、昨年4月からの最高値となった。
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