木曜の調整直面でドル高進行
木曜は利益確定と株式市況の悪化からドル高が進行している。Nikkeiインデックスは1.9%上昇し、市場関係者は中国株式市場の下落と過度の流動性から中国株式市場のバブルのうわさに注目している。金価格は2日連続で続落しドル高を支えた。欧州株式インデックスは取引開始後ネガティブ圏内に落ち、その影響でユーロ/ドルは1.4540ドルまで下落、ポンド/ドルは1.65ドルまでポンド安が進んだ。オージードル、キウィーと加ドルもそれぞれ最安値を付けた。8月の豪雇用は予想よりも下落し、市場に豪政府は年末まで利上げを行わないという観測が流れた。更に豪卸売価格の大幅な低下と7月の住宅市場の悪化などが重なり、市場はそれを政府の景気効用政策が弱まってきたためと見ているため、更に下げ圧力が強まっている。
英中銀会合はポンドに対して曖昧な決定となった。前回の会合では量的緩和の予想外の延長が決定され、ポンドは急落した。その会合で3人が更に大幅な資産の買取を要求していた。量的緩和の延長はポンド相場に悪影響を与えており、それ以前に決定されていた金融政策への回帰はポンド高をもたらす。
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