ドルインデックスが12ヶ月ぶりに最安値まで下落
ドルは中国の通貨リザーブの不審とリスク志向から主要通貨に対し下落した。ニュースの少なさはドル売りの妨げとならなかった。通貨バスケットに対する調整されたドル相場を表すドルインデックスは12ヶ月ぶりに最安値まで下落し、更に軟化する様相を見せている。ユーロ/ドルは1.4440/50ドル水準の抵抗線を抜け、1.4520ドル水準に近づこうとしている。ポンドは英国の製造業の予想を上回る好調(0.9%上昇)と工業生産上昇(0.5%)な指数を受け好転。新たな経済回復の兆候がオーストラリアからもたらされた。信用を表す豪中銀の生産者信頼感指数が2003年10月の水準まで上昇、金価格が心理的水準である1オンス1000ドルを超え、1150-1200ドルに迫る勢いである。
日本政府は9月経済状態の評価を変更しなかったが、不安定で、日本では比較的高い失業率が経済を失速させる可能性も示唆している。日本円は予想外にも好調な株式市況にも関わらずドルに対し上昇した。
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