ドルは部分的に昨日大量のドル売りで失ったポジション回復した。予想より好調であったAlcoa社とPepsiCo社のリポートは世界経済の早い回復とリスク資産への投資意欲を掻き立てた。原油価格と金価格の上昇はドルを軟化させている。ドルインデックスの年度最小値に落ちたほどの急激なドル安は米金融界には早すぎると見られている。バーナンキ米連銀総裁は、公定歩合の引き上げ及び金融支援策終了により金融政策引き締めの可能性があることを示唆した。しかしその際、それが行われるには米経済の回復が見えた時だと明言した。この発言を巡り、ドルは少しの間休息を得、金曜のアジア取引ではユーロ及び資源国通貨は下落した。ユーロ/ドルは、月間0.4、年間0.3%下落した独の9月消費者物価指数の発表後1.4704米ドルまで下落したが、欧州取引で株式市場の上昇を背景に回復した。
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