2009/09/04

今日の市場動向

外為市場、米雇用統計に注目

欧州中銀会合とその後の総裁の記者会見は市場に特に変化をもたらさなかった。経済成長の予想はわずかに引き上げられた。同時にEU中銀総裁トリシェは、ユーロ圏の経済回復は弱々しく、再び軟化する可能性があると警告した。その代わりに英ポンドは木曜日の英経済活動指数から支持を受けた。8月の英サービス業PMI CIPSはここ2年で最大の伸びを見せた。主要指標は54.1をつけた。この数値は4ヶ月連続の伸びを反映し、第3四半期の経済成長の可能性を増加させた。

農業部門を除く雇用者数発表を前に、米国及び欧州の好調な株式インデックスの終了からの支持を受け、主要通貨ペアは強化した。しかし失業数増加から米雇用情勢悪化の懸念もあり、市場は全体的に町の姿勢を取っている。ロンドンのG20蔵相・中央銀行総裁会議は、市場の信用を高める経済浮揚政策調整の合意形成に関し不透明感を増加させた。

米労働省は金曜日、農業部門を除く雇用者数を発表する。8月の失業者数は233 000人、失業率は9.5%に高まると予想されている。7月の同様の指数は-247 000人で失業率は9.4%であった。

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